0〜3週間
赤ちゃんの様子
胎児の原形である胎芽(たいが)が、胎嚢(たいのう)の中に形成される。しかしまだ超音波断層装置でも確認できません。
子宮の様子
最終月経開始日から約2週間後に排卵が行われ、子宮内膜は厚くなり受精卵の着床に対する準備が整う。着床で妊娠が成立します。この時に自覚症状はありません。

□基礎体温表をつけ、妊娠可能な時期と妊娠したことを早く知りましょう
□胸のX線撮影などをするときは月経開始後10日以内にしましょう
□たばこは止めて、できるだけお酒も控えましょう
□ダイエット等は一時、中止。栄養バランスの良い食事をしましょう
□風邪や体調が悪くなっても「安易」に薬を飲むのを控えましょう

□生命誕生の神秘・自覚症状の少ないドラマの始まり
□基礎体温表をつけましょう
□妊娠する前から気をつけたい
□妊娠週数の数えかたと出産予定日
□家にいる時間が多い生活

□妊娠初期はつわりや流産の心配な時期、奥さんの体をいたわって!

・新しい生命を宿した奥さんはそれだけ負担が増えます
・出産も夫婦の共同作業です。積極的に参加してください
・ホルモンのバランスが急激にかわり情緒不安定になってもやさしくサポート
・ご自分の身辺のことは自分でやり、家事もできるだけ分担を!

□出産方法について夫婦でお話し合い

・自然分娩=陣痛の到来を待ってお産にのぞむ
・人工分娩=人工的に陣痛を誘発しお産をむかえる
・無痛分娩=麻酔を使って無痛で分娩する

これらそれぞれに長所・短所があり医師の意見なども交えどのような方法で
生むかを話し合いましょう。またこのほかに分娩そのものの方法も色々あります。
ベッドで仰向けになる、座るスタイルのもの、自由なポーズでのぞむもの、
水中出産などさまざまです。
そして、だんなさまが立ち会いをするかどうかも決めておきましょう。

Q.お酒もタバコも大好きで、人より夜型で不規則です。大丈夫でしょうか?
A.
お母さんの最初のお仕事は自分の生活を見直すことからですね。強制出来ませんが悪いと分かっている喫煙、飲酒、偏食等は出来るだけ早い時機に改善していきましょう。そうすることはお母さんと赤ちゃんの安全な出産につながるからです。中には妊娠予定の1年前から改善を薦めている医師もあります。これは体質改善に必要な時間を含めた準備期間です。
Q.月経のころですがおりものに血のようなものが混ざっています。
A.
少量の出血であれば子宮内膜の変化が原因という生理としてのものが主に考えられます。もっとも流産や子宮外妊娠の可能性も有り得ますのでいつもの月経と違うと思ったら医師に相談してください。妊娠に気付く前の流産は月経との区別がつかないこともあります。