| [症状] |
| ・腰が曲がる |
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| ・背骨や腰の骨がつぶれて神経、筋肉を圧迫し痛む |
| ・ちょっとのことで骨折するなど |
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骨粗鬆症の初期症状
骨粗鬆症の初期症状で主な症状は、腰背部痛です。その後、脊椎骨の微少骨折を繰り返し、潰れ、徐々に背骨が曲がり、身長が低くなっていきます。また、病気が進むと転倒などで簡単に骨折を生じます。しかし、骨粗鬆症のみがこのように骨が脆くなり骨折を起こすのではなく、ガンの転移、骨の結核などでも簡単に骨が折れたりするので、診断に当たっては、骨に詳しい専門医に診てもらうことが大切です。
骨粗鬆症における骨折の好発部位は、手首の骨、上腕骨の付け根、大腿骨の付け根、及び胸腰椎です。
これからの高齢化社会において、充実した老後を送るには、まず寝たきりにならないことです。そのためには転倒に気をつけなければなりません。なぜなら、寝たきりの主な原因の一つが転倒による骨折です。
ですから、骨粗鬆症と診断されたら骨量を増やすように努力しなければなりません。すべての疾患に言えることですが、早期発見、早期治療が大切です。
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[予防法]
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| ・毎日十分カルシウムを! |  |
| ・適度な運動をする | |
| ・イライラしない | |
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●カルシウムやビタミンDを含む食をとりましょう。
※ビタミンDは、カルシウムの吸収を助けます。
●栄養バランスのよい食事をとりましょう。 |
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●軽い運動を、毎日無理なく続けましょう。
※骨を刺激することも大切です。 |
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●適度な日光浴が、体内でのビタミンDの生成に役立ちます。
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| 女性では閉経を向かえる頃から骨を壊す働きを抑えるホルモンの分泌量が低下しますのである程度の骨量の減少は免れません。しかし、若い頃からたくさんの骨を蓄えておくとその減少は最小限に抑えられます。そして、骨が弱くなっているすべての人が骨折するわけではありません。骨折を防ぐには転ばないことが肝心です。 | |
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| 体中のカルシウム量が不足すると骨量が減少します。成人したあとでもカルシウムは毎日必要量を摂ることが望ましいのです。厚生省が勧めているカルシウムの必要量は1日約600mgですが、平均的な日本人の1日の摂取量は585mgにすぎません。食生活では、カルシウムの吸収がよい乳製品やカルシウム吸収率をよくするビタミンDを多く含んだ食品を摂ることが大切です。また、運動には骨を強くして骨量を増やす効果があり、日光浴も皮下脂肪のなかのビタミンDを増やしてカルシウムの吸収を促す効果があります。 |
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| 主な食品の100グラムあたりのカルシウム含有量 |
| 牛乳 | 100mg |
| もめん豆腐 |
120mg |
| ちりめんじゃこ |
534mg |
| ひじき(干した状態のもの) |
1500mg |
| いりごま |
1200mg |
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| [転倒の予防] |
| ・トイレやお風呂などの段差をなくすようにする |
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| ・足元を明るくする |
| ・階段などには手すりをつける |
| ・重たいものは無理して持たない |
| ・合わない眼鏡や動きづらい服装をさけるなど |
| 「転ばぬ先の杖」のことわざのとおり常日頃の心がけが大切と思われます。 |
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なぜ骨粗鬆症の予防が重要か
わが国においても、人口の高齢化とともに骨粗鬆症の患者数は急激に増加しており、2000年には1、000万人を越える可能性が高い。骨粗鬆症になると脊椎骨折による腰背痛に悩んだり、転倒などを契機に大腿骨頚部骨折が起こり寝たきり状態を余儀なくされることになる。
わが国における寝たきり老人の数も急増しており、2000年には万人に達するとも推計されているが、その原因疾患として骨粗鬆症(約20%)は脳血管障害(約70%)についで二番目に多い。したがって、骨粗鬆症のために骨折(とくに大腿骨頚部骨折)を起こすリスクが高い患者を早期に診断し有効な予防手段を講じることは、高齢者のquality of lifeを改善する上で医学的にも社会的にもきわめて重要な課題である。
大腿骨頚部骨折の90%は転倒に起因するとも言われるが、高齢者の転倒には筋力の低下、視力の低下、痴呆、生活様式など多くの要因が関与している。したがって、寝たきり老人対策には、骨粗鬆症に対する治療によって骨量・骨質を改善するだけではなく、神経内科、眼科、耳鼻科、看護ケア、hip protectionや床の材質などの支援機器分野をも含めた総括的な老人医療が要求されている。
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